LEDや蛍光灯には、

「昼光色」、「昼白色」、「白色」、「温白色」、「電球色」

の5つの色調があり、よく用いられるのは「昼光色」、「昼白色」、

そして「電球色」の3つです。

 

昼光色は、ブルー寄りの冷たい色合いで、

一部のメーカーでは「クリスプカラー」と、

また別のメーカーでは「アクティブカラー」と表現されています。

 

昼白色は、中立的な白さを持ち、

あるブランドでは「ピュアカラー」、

また別のブランドでは「ソフトカラー」と称されることも。

 

電球色は、オレンジ系の暖かい色で、

一部のメーカーで「リラックスカラー」、

別のメーカーでは「コンフォートカラー」とも呼ばれることがあります。

 

昼光色は、空間を明瞭に照らすので、

読書やハンドクラフトといった細かい作業に適しています。

また、そのブルーがかった色合いは、

集中を助け、頭をリフレッシュするので、

スタディルームやオフィスにおすすめ。

しかし、長時間の使用は目の疲れを引き起こす可能性がある。

 

昼白色は、自然光に似た光で部屋を照らし、

服のコーディネートやメイクアップに良い。

昼光色を使用すると強すぎる場合は、昼白色がおすすめです。

 

電球色は、暖かくて和やかな光を放つので、

ベッドルームやリビング、伝統的な部屋に最適。

さらに、この色は食事を美味しそうに見せるため、

ダイニングエリアやレストランにも良い選択です。

 

これらの色調は色温度で分類され、K（ケルビン）がその単位です。

色温度が低ければ暗いオレンジになり、高くなると徐々に色が明るくなり、

黄色や白、そして青へと変わります。

 

昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色のおおよその色温度は次のとおり

昼光色: 6,500～6,700K

昼白色: 5,000K

白色: 4,200K

温白色: 3,500K

電球色: 2,800～3,000K

 

さらに、一般的に太陽光は5,000～6,000K、

晴天の正午の光は6,500K、

朝や夕方は約2,000Kとされています。

 

最新の天井照明には、

シーンに合わせて色や明るさを調整する機能がついているものが増えてきています。