寒い地域の方が背が高い 沖縄県民が背が低い理由はこれだった!!!
秘密のケンミンショーで新潟県民巨人伝説という放送がありましたが
新潟がなぜ背が高いかという理由についても説明がありましたので以下に紹介したいと思います。
また、その説明から沖縄県民が身長が低い理由についても考察してます!
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なぜ寒いと背が高くなるのか???
■寒い地域の方が体が大きくなる
私たち人間は恒温動物(体温が一定に保たれている生き物)であり
熱い地域でも、寒い地域でも体温は約36~37度にたもたなければなりません
たった1度2度、体温が変わるだけで
めちゃめちゃ体調わるくなりますよね。。。
では真冬の雪が降る季節にに薄着をしていたら
あなたはどうなりますか?
寒くて、寒くて震えが止まらないのではないでしょうか?
では、その震えるについて考えてみましょう
なぜ震えるのでしょうか??
震えるということは筋肉を細かく動かし
筋肉の運動により熱を発生させるという行動となります。
震えずじっとしていたら
体がだんだん冷たくなり・・・
多分そのまま低体温症になり、ひどいと凍死してしまいますね。。。
そうならないために震えにより筋肉を動かし
体温を上げようとしているのです!
また、運動すると汗をかくのは
筋肉から熱が発生しその熱を逃がそうとしているからです
そこから人の体における筋肉は熱を生み出すもの
筋肉=発熱機
このように考えることが出来ます
以上のことから
体温を上げるためには筋肉の運動による熱が
必要ということになりますが
筋肉が多ければ多いほど発熱量が上がります
小さいこどもより
背の高い大人の方が筋肉が多いですよね!
成人についても同じ体形であれば
背が高い方が筋肉が多く
背が低い方が筋肉が少なくなっていきます
(過度の肥満などは除きます・・・)
身長が高い方が筋肉も多くなって
たくさんの熱がつくれるようになります!
・・・ということは
寒い地域で生存するためには
体を温める必要があるため
熱を発せさせる筋肉が多くなるよう
体が大きいことがとても有利に働くのです!
寒い地域、暖かい地域の動物で比べてみる
分かりやすく動物の中で熊で例えると
暖かい地域のマレーグマは
体長が1.0m~1.4mしかありませんが
それに比べ寒い地域のホッキョクグマは
体長が約2.5mと体が大きいことが分かります
(※ベルクマンの法則)
沖縄県民が背が低いのは気温のせい!?!?
逆に沖縄など暑い環境について考えてみましょう
暑い日に震える人はほとんどいないでしょう
しかし、歩いたり生活をする中で無意識に筋肉は動きますよね
立っているだけでもいろんな筋肉が使われていますし。
この記事を読んでいる今も指などが動いていると思います
姿勢を維持するのにも筋肉が使われています。
ということは、沖縄県のように熱い地域で
体が大きいとどうなるでしょうか
極端な話ですが筋肉により熱を生み出し
その結果、必要以上に体に熱を持ち
熱中症のような状態になりやすくなります。
そのため沖縄県では背が低い方が
体に熱を持ちにくくなり体温調節が容易になる為、
背が低い傾向にあるのではないでしょうか
※他にも食事や運動、遺伝など身長に影響する部分は多々ありますが、環境による要因の一つとして参考にしていただけたらと思います。
ベルクマンの法則
ベルクマンの法則によると寒い地域の動物の方が
体重が大きくなるということになります
なので日本の南部における沖縄県は北部の地域に比べて体が小さい
このように考えることができるのかもしれません。
ベルクマンの法則(ベルクマンのほうそく)とはドイツの生物学者クリスティアン・ベルクマン(Christian Bergmann)が1847年に発表したものであり[2][3]、「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」というものである[4]。これは、体温維持に関わって体重と体表面積の関係から生じるものである。類似のものにアレンの法則があり、併せてベルクマン・アレンの法則と呼ばれる事もある[5]。
引用元https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
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